アルテマイスター 仏壇・仏具・位牌カタログ 2024_2025
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組 立上塗り塗装研磨下塗り木地研磨木地加工木取り人工乾燥天然乾燥製 材養 生買い付け会社案内の動画がご覧いただけます。202会津磐梯山を望む本社工場※養生(ようじょう)狂いや割れを防止するため、日陰のある室内で2〜3週間、乾燥後の木材の水分を安定させる工程アルテマイスターは会津若松の地場産業の一つとして、1900年(明治33年)に仏壇・仏具業として創業しました。仏壇・仏具を中心とする宗教用具を素材の調達から製造、卸、販売まで一貫して手掛けており、その製造過程においてそれぞれの分野の職人が細やかな商品管理をし、製造しています。製造から販売までを一貫して行うことでお客様のニーズへの素早い対応と、さらなる品質向上を目指しています。敷地面積約41,600㎡を有する工場では、200人を超える職人が原木の買い付けから、製材、木地加工や組立てまで一貫して仏壇・仏具・位牌を製造しています。「私たちが作るものは、祈りの心を納める箱」。それを心に留めながら、ひとつひとつ想いを込め作り上げます。さらに職人たちは木の特性を見極め、木を活かすものづくりを目指しています。□お仏壇製造の主な流れ先ず、木の個性を見極める。アルテマイスターのものづくりは木材選びから始まります。木は一本一本表情も姿形も違います。個性さまざまな木の中から製品に適した木を仕入れる「買い付け」。その木材を部材に適した大きさに製材する「木取り」。この最初の仕事が製品の善し悪しに大きく影響します。人の手加減が、機械ではだせない木地の精度を生む。製品それぞれの部材をひとつひとつ作る木地加工。生きている木は、温度や湿度の変化でどうしても狂いがでてくるもの。職人たちはその「動き」を読み、完成時を考え狂いがないよう仕上げていきます。繊細な指遣いで、より美しく彩る。会津若松には四百年以上受継がれてきた会津塗りの歴史があります。筆で細い線を描き入れたり、金箔や金粉を華やかに施す会津特有の消粉蒔絵など、伝統の技を駆使し色鮮やかに仕上げていきます。そのどれもが繊細な指遣いが求められる手仕事です。当社資材工場木材の加工仏壇の組立製造会社案内アルテマイスターのものづくり技と心をひとつひとつ重ねることで生み出されるものづくり。創業以来、祈りのかたちを作り続けてきた会津の仏壇仏具メーカー「アルテマイスター」

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