その他195■ 仏壇の修理はできますか?仏壇を日頃から大切にお使いいただきましても、永い間使い続けますと、扉にガタツキが発生したり金箔や塗りがはがれたり、どうしても傷んできます。お気づきになられましたら、購入された販売店へお早めに修理のご相談をお勧めいたします。 ■ 仏壇は何でできているのでしょうか?主に塗りを施した木製品です。永くお使いいただく中で、木製品独特の色の変化があります。湿気や直射日光を避け風通しの良い環境でお使いいただけば、思いがけない変色や変形なども少なくお使いいただけます。また、水平で安定した場所に安置いただくことで、扉などのガタツキなども発生しにくくなります。■ 仏壇の置く向きに決まりはありますか?安置の向きに良し悪しはありませんが、どうしても気になる場合は西方浄土といわれ、西に向って手を合わせる東向きが良いでしょう。神棚と仏壇を一緒にお祀りしても特に問題はありませんが、向かい合わせに置きますと片方をお参りする際にお尻を向けることになりますのでさけた方が良いでしょう。■ 処分したら罰が当りますか?供養されてからが良いでしょう。ご先祖様やご本尊様を、永い間お祀りしていた心のこもった祈りのお道具です。できれば丁寧に供養しながらお焚き上げされてはいかがでしょうか。■ 月命日毎月の命日と同じ日を月命日(月忌)と呼びます。4月1日にお亡くなりになられた場合、毎月1日が月命日になります。月々の月命日に季節の物をお供えしてはいかがでしょうか。■ 甘茶の日4月8日 花祭りは灌仏会(かんぶつえ)と呼ばれ、お釈迦様の像に甘茶を潅(そそ)ぎお釈迦様の誕生をお祝いする行事です。甘茶とはユキノシタ科の落葉樹であるアマチャまたはウリ科のアマチャヅルの葉を蒸してもみ乾かしたものです。■ お盆お盆は正式には「盂蘭盆会(うらぼんえ)」と言います。お釈迦様の弟子の1人である目蓮尊者が、餓鬼道に落ちた母親を救えるかお釈迦様に相談に行きました。お釈迦様は多くの人に施しをすると、母親は助かると言われたのです。そこで彼は教えに従い、旧暦の7月15日に多くの僧たちに飲食物を捧げて供養しました。すると、その功徳によって母親は極楽往生がとげられました。それ以来、旧暦の7月13日から4日間(新暦で8月13日から4日間※)は先祖に報恩感謝をささげ、供養をする日となったのです。■ お彼岸お彼岸は「彼岸会(ひがんえ)」とも言い、春は3月21日頃の春分の日を挟んで前後3日間ずつ、秋は9月23日頃の秋分の日を挟んで前後3日間ずつのそれぞれ1週間のことをいいます。春分の日、秋分の日とも、真東から出た太陽が、浄土があるとされる真西に沈む日であることから始まりました。お仏壇や墓前には季節の花や団子、おはぎなどをお供えします。■ 法事法事とは仏教の行事のことを言いますが、普通は中陰供養・月忌供養・年忌供養など、追善供養や追善回向をするために営む仏事のことをいいます。追善供養とは故人のために後から追って善い事や福を捧げるという意味です。こうした法事を行うことで故人や先祖の霊が安らかに過ごすことができるといわれているため、追善供養は欠かすことができません。また、自らの信仰、信心を高めていくことにもなります。法事は家族だけで営む小規模なものから、五十回忌、百回忌のような大規模なものまであります。受付時間:9:00〜17:00(土曜・日曜・祝祭日・弊社休日・夏期休暇・年末年始を除く)※地域によって違いがあります。永くお使いいただく中で仏事のことから仏具・仏壇のご相談はお気軽にお問い合わせください。0120-861-900アルテマイスターお客様相談窓口仏事について
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